診察対応動物

 
 
犬聴診器イラスト
 
猫聴診器イラスト

犬      猫

 
 

診察のながれ

問 診

できるだけ詳しく家庭での動物の状態をお話しください。家庭での動物の症状を撮影したスマホ写真や動画などは 私たち獣医師が診断に必要な検査項目を選定する上で非常に参考になります。
無意味な検査を避けるためにも是非ご協力をお願い致します 。

身体検査

診察の意味を理解できない動物達にとって診察台の上は怖い場所にすぎません。動物の保定は基本的には動物が最も安心できる飼い主さまご自身でお願いします。飼い主様はできるだけリラックスした状態で動物にやさしく声をかけて動物の緊張感を和らげてあげてください。
 
体重測定、体温測定、聴診、皮膚、目、口腔、耳、腹部、関節など全身の身体検査を実施します。

血液生化学検査

 血液検査は病気の診断や経過を判断する上でとても大切です
検査結果のデーターをもとに病気の説明や治療の進め方などを詳しく説明させていただきます。
事前に検査の目的、方法、費用に関してはしっかりとご説明させていただきますのでお気軽にお尋ねください。

レントゲン/エコー検査

 レントゲン検査や超音波検査は血液検査では診断が難しい体の内部の状態を観察することができます。
レントゲン検査は骨折、脱臼、関節炎などの骨の病気、異物の誤飲などによる消化管内に異物の診断、肺炎や気管支炎など呼吸器疾患が疑われる時などの診断に有効です。
超音波検査はレントゲン検査では診断がむつかしい心臓、肝臓、腎臓などの臓器内部の検査に有効です。

治 療

  治療法には入院治療、通院治療、自宅治療があります。 衰弱が激しく持続的な点滴輸液や酸素吸入などの治療が必要なペットは入院治療が必要です。入院治療のメリットは獣医師が24時間監視でき、症状の変化にすぐに対応できる事です。デメリットは入院の意味を理解できないペットにとって入院ケージ内に拘束されることによる不安や緊張により大きな精神的ストレスがかかる事です。 病気の重症度、ペットの性格、飼い主さまのお仕事の都合などを総合的に判断してペットに適切な治療法をアドバイスさせていただきます。